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ニャーコ
「ごきげんようッス!
このコーナーはゲストと一緒に
お茶会を楽しむ委員会活動ッス!」 |
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クロム
「今回はニャーコさんがご一緒ですね。
メイドさんが居るお茶会って、
なんだか本格的な雰囲気…」 |
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ニャーコ
「まぁ、給仕するのはクロリンなんスけどね!」 |
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クロム
「執事服でも着てくればよかったですかね」 |
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ニャーコ
「あー、似合いそうッス。
その時はニャーコはドレスを着るッスよ。
お嬢様とお呼び!」 |
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クロム
「お嬢様、そろそろゲストの方も
ご紹介しようと思うのですが…」 |
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ニャーコ
「おーっほっほ、よろしくってよ!
クロリン、頼みましたわ!」 |
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クロム
「それでは、ゲストの方どうぞ~!」 |
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神木
「ごきげんよう。
動物の国からやってきたお嬢こと
神木ですわよ」 |
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クロム
「本日は神木さんにお越しいただきました!
神木さんとお喋りするのは初めてですが、
そんな喋り方でしたっけ…?」 |
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神木
「お嬢様が集まる会と聞いて
私も意識してみたの。どうだった?」 |
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ニャーコ
「神木お嬢、まじエレガントッス!」 |
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神木
「ニャーコお嬢もまじエレガントだわ。
わんだほー」 |
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ニャーコ
「わんだほーっ!
ひゅー!」 |
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クロム
(エレガント…?) |
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ニャーコ
「神木お嬢は、このサイトの開設期の頃から
居る大先輩ッスよね」 |
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神木
「そうね…。そうは言っても、
登場回数も少ないし、そんなに
目立つものではないけれど」 |
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クロム
「最近は登場作の『みるくとご神木』の
アツマール版(ブラウザ版)も出たじゃ
ないですか」 |
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神木
「これでみるく達の知名度が少しでも上がれば
嬉しいわね」 |
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ニャーコ
「神木お嬢の知名度じゃなくて?」 |
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神木
「私は目立つのは苦手だし、別にいいわ。
今日もどうしてお茶会に呼ばれたか
不思議なくらいで…」 |
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クロム
「お茶会にお呼びしたのは、神木さんが
紅茶をお好きだという噂を聞いたからですね」 |
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ニャーコ
「紅茶のために、わざわざ天界まで行ったって
聞いたッスけど本当ッスか!?」 |
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神木
「あれはエキセントリックで刺激的な
ひと夏の戦いだったわ…。
今回は天界産の紅茶をお土産に持ってきたわよ」 |
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クロム
「うわっ、すごい!
ありがとうございます!
どことなく茶葉が輝いて見えます」 |
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ニャーコ
「これはSSRのアイテムッスよ…。
アレクシア様にもお裾分けしていいッスか?」 |
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神木
「いいわよ。
私にとって天界は身近なものだから」 |
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クロム
「さすが神の木と
呼ばれるだけある…」 |
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ニャーコ
「神木お嬢は名前は無いんスか?」 |
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神木
「名前…。考えたことがなかったわね。
私、ごくごく普通の木だし」 |
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ニャーコ
「ごくごく普通の木は
人の姿をしていないし喋らないッスよ」 |
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神木
「細かいことを気にしていたら
ハゲるわよ」 |
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クロム
「これって細かいことですかね…?」 |
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ニャーコ
「神木お嬢の住む世界は
動物さんも喋るし、木が喋るのも
きっと普通のことなんスね…」 |
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クロム
「なるほど…?」 |
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ニャーコ
「神木お嬢については、おいおい詳しく
聞いていくとしてまずは紅茶を頂きましょうッス!」 |
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クロム
「それもそうですね。
今日はお菓子にプリンも用意していますよ」 |
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神木
「プリン!!」 |
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ニャーコ
「それじゃあ、いただきまーす!
ごくごく…なにこれ、うまっ!?」 |
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クロム
「こ、これが天界の紅茶…!
豊潤な香りと、少し甘めでまろやかなお味…」 |
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神木
「そう?
頑張ってシルバーニードルズと
戦ってきたかいがあったわね」 |
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クロム
「た、戦う?」 |
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神木
「知らないの?
紅茶の茶葉は品質が良いものほど
凶暴で強いのよ」 |
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ニャーコ
「…なんか、ニャーコ達が知っている茶葉と
違う気がするんスけど」 |
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神木
「細かいことを気にしていたら
ハゲるわよ」 |
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ニャーコ
「そっかぁ…」 |
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クロム
「僕たちの世界でも
野菜が攻撃してきますし、
そういうものなんでしょうね…」 |
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神木
「野菜が攻撃?
それは不思議なことね。ビックリだわ」 |
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クロム
「えぇ…、
そこはビックリしちゃうんだ…」 |
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ニャーコ
「細かいことを気にしていたらハゲるッス。
気を取り直して、プリンも食べましょうッスよ」 |
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クロム
「今日のプリンは
アレクシアさんのお屋敷のシェフに
作っていただいたものです」 |
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神木
「もぐもぐ…。うん、おいしい!
柔らかめのプリン、はじめて食べたけど
これはこれで良いものね」 |
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ニャーコ
「おや?
神木お嬢は固めプリン派だったッスか?」 |
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神木
「同居しているデーモンが作ってくれるのが
固めのプリンなの。みるく達が食べたときは
家庭的なプリンの味って感想を言ってたわね」 |
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クロム
「デーモンさんが家庭的なプリンを作るって
すごい世界観ですよね…」 |
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ニャーコ
「魔物のデーモンはこっちの世界も居るッスけど
かなりゴッツいし怖いッスよ…」 |
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神木
「こちらの世界のデーモンも
見た目は強面だけど、心は優しいわよ。
いつも私を守ってくれるの」 |
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ニャーコ
「おおっ!
神木お嬢のナイト様ッスか!?」 |
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神木
「ナイト様…。
そういう表現もあるのね。
お嬢ポイントが高くてナイスだわ」 |
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クロム
「お嬢ポイントとは一体」 |
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ニャーコ
「守ってくれる男の人が居るって
全世界のお嬢の憧れッスねぇ~」 |
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神木
「うふふ、そうね。
デーモンは私にとって
とても大切な相手なの」 |
|
ニャーコ
「ひゅー!ひゅー!
もしかして付き合ってるんスか!?」 |
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神木
「恋愛はよく分からないわね…。
私、ごくごく普通の木だし」 |
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ニャーコ
「なるほど~…?」 |
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クロム
「僕たちは、ごくごく普通の木っていうのが
よく分からなくなってきましたね…」 |
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ニャーコ
「普通ってなんだっけなぁ…」 |
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神木
「哲学的な問いね。
難しいことを考えるのは苦手だわ」 |
|
ニャーコ
「うんうん、難しいことを考えるのは
クロリンに任せるッスよ」 |
|
クロム
「僕も脳筋って言われてるので、ちょっと…」 |
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ニャーコ
「みんなアホだったか~」 |
|
神木
「せっかくだし、アホらしい会話でもしましょうか。
私は願いを叶える神木の精霊なんだけど、
2人は叶えたい願いってある?」 |
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ニャーコ
「えっ、まさか叶えてもらえるんスか!?」 |
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神木
「私の営業はそんなに安いものじゃないわ。
今回は聞いて面白がるだけだけよ」 |
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ニャーコ
「ですよねー」 |
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クロム
「ニャーコさんは何か叶えたい
願いがあるんですか?」 |
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ニャーコ
「アレクシア様みたいに
優雅なレディーになりたいッス!」 |
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神木
「ニャーコお嬢は今のままでも
じゅうぶん魅力的だと思うけれど」 |
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ニャーコ
「きゅん…!
こ、これが恋…!?」 |
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神木
「私に惚れたら火傷するわよ」 |
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ニャーコ
「きゃー!
神木お嬢~!!」 |
|
クロム
「謎の百合営業が始まっちゃった…」 |
|
神木
「百合に挟まる男性は燃やされると
聞いたことがあるわ。
クロリン、火には気をつけてね」 |
|
クロム
「は、挟まる気は無いので…」 |
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ニャーコ
「クロリンはBLだから大丈夫ッスよ」 |
|
クロム
「それもちょっと違いますけれどね!?」 |
|
神木
「BL?
クロリンの願い事は恋愛関係かしら」 |
|
クロム
「い、いえ、別に…。
願うとしたら、世界平和とか、
そういうのですかね…」 |
|
神木
「スケールが大きすぎるわ。
やりなおし」 |
|
クロム
「えぇ…」 |
|
ニャーコ
「クロリン自身の願いごとはないんスか?
誰かと仲良くなりたい、とか…」 |
|
クロム
「あー…。
それなら、弟から好かれたいです」 |
|
神木
「弟と仲が悪いの?」 |
|
クロム
「仲は悪くないと思うんですけど、
弟はすっごくツンツンしてるんですよね。
お兄ちゃんは寂しいです」 |
|
ニャーコ
「反抗期ッスねぇ。
ここはプリンで懐柔作戦でいくッスよ!」 |
|
神木
「一緒に天界の紅茶もどうぞ。
きっとクロリンの弟もイチコロよ」 |
|
クロム
「この2つを持っていたら
お兄ちゃん大好き!って言ってくれますかね」 |
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ニャーコ
「間違いないッス!
兄弟BLが始まるくらいに
好感度爆上がりッスよ!」 |
|
クロム
「やっぱり反抗期のままでいいや…」 |
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ニャーコ
「あれぇ!?」 |
|
クロム
「神木さんは叶えたい願い事はありますか?」 |
|
神木
「私?
そうね…。あえていうなら、
世界征服かしら」 |
|
ニャーコ
「!?」 |
|
クロム
「!?」 |
|
神木
「冗談よ」 |
|
ニャーコ
「び、びっくりした…」 |
|
神木
「世界征服なんてしても
経営が面倒くさいものね」 |
|
クロム
「問題はそこですか!?」 |
|
神木
「世界征服や億万長者を願って
私のところに来る人たちが多かったから
魅力的な願いなのだろうと思ったのだけれど」 |
|
ニャーコ
「実際、そういう願いも
神木お嬢は叶えられるんスか?」 |
|
神木
「ささやかな手助けくらいはできるけど、
みんな願いを叶える前にデーモンに倒されて
散っていったわね」 |
|
ニャーコ
「神木お嬢のナイト様が
活躍してる…!」 |
|
クロム
「願い事を叶えてもらうにも
強さが必要なんですね」 |
|
神木
「クロリンも挑戦してみる?」 |
|
クロム
「じゃあ、また美味しい紅茶を飲みたくなったときに
挑戦しに行きます」 |
|
ニャーコ
「紅茶を手に入れるのも
大変なんスね…」 |
|
神木
「そのときは一緒に
シルバーニードルズと戦いに行きましょう」 |
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クロム
「勇者シリーズもついに
天界進出か~」 |
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ニャーコ
「紅茶のために天界へ…って、
レスト達は着いて来てくれそうにないッスけどね」 |
|
クロム
「レストさんもフォッグもノリが悪いんですよ。
人生なんてノリと勢いの連続なのに」 |
|
神木
「なかなかにエキセントリックな生き方ね…。
そういうの嫌いじゃないわ」 |
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ニャーコ
「ノリと勢いで失敗しないように
気をつけるんスよ…?」 |
|
クロム
「危険なことはしないように
しているので大丈夫ですよ」 |
|
ニャーコ
「紅茶の茶葉と戦うのは
危険なことじゃないんスか」 |
|
神木
「紅茶の茶葉に
危険もなにも無いと思うわ」 |
|
ニャーコ
「い、いきなり正論を…!?
確かに普通の茶葉はそうだけども!」 |
|
クロム
「ニャーコさんにも納得していただけたところで、
おたより読み読みタイムに移ろうと思いまーす」 |
|
ニャーコ
「なにも納得はしていないッスよ!?」 |
コーヒー派ですか?紅茶派ですか?
よければその理由も知りたいです
|
|
神木
「コーヒーも良いわね。
天界に行ったときは紅茶とコーヒーの
戦いで心を悩ませたものよ」 |
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ニャーコ
「な、なんスか、その戦い…」 |
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神木
「プリンには紅茶も合うけど、
コーヒーも合う。そういうことよ」 |
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ニャーコ
「答えになっているようで
なっていない…」 |
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クロム
「僕は紅茶派ですね~。
コーヒーは苦くてちょっと」 |
|
神木
「お砂糖やミルクを入れてもダメ?」 |
|
クロム
「コーヒー牛乳でも苦いです」 |
|
ニャーコ
「それはよっぽどッスねぇ…。
ニャーコはコーヒー派ッス。
毎朝コーヒーを飲んで目を覚ますッスよ」 |
|
神木
「あら、ニャーコお嬢は大人な感じね。
さすがエレガントだわ」 |
|
ニャーコ
「ブラックでも平気で飲めるッスよ。
ニャーコ、大人ッスから!」 |
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クロム
「すごいなぁ…。
紅茶もストレートで飲んでますもんね」 |
|
ニャーコ
「クロリンは、ちょっと砂糖を
入れすぎだと思うッスけどね…?」 |
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クロム
「今日は控えめに角砂糖3つしか
入れていないですよ」 |
|
ニャーコ
「じゅうぶん多いッス」 |
|
神木
「私もどちらかというと甘党で苦いのはダメだから、
紅茶派かしら。ジャムを入れて飲むのも好きよ」 |
|
クロム
「天界に素晴らしいジャムも
あったりしませんかね?」 |
|
神木
「あるかもしれないわ。
クロリンと私のコラボ作は
『みるくと天界の美味しいジャム』に決まりね」 |
|
ニャーコ
「ジャムも茶葉みたいに襲ってくるのかなぁ…」 |
クロムちゃんかわいい
メイド服似合いそう
|
|
ニャーコ
「なるほど。
クロリンは執事服じゃなくて
メイド服で給仕してくれるってことッスね?」 |
|
クロム
「なんでそうなるんですか」 |
|
神木
「私もニャーコもお嬢だから
クロリンがメイドになるしかないわよね」 |
|
クロム
「ど、どういう理屈ですか…。
それなら別に執事で良いと思いますけど」 |
|
ニャーコ
「メイド服のほうが
可愛いッスよ」 |
|
クロム
「僕は男ですよ。
可愛さを求めないでください」 |
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神木
「……?
クロリンは勇者シリーズの
ヒロインだって聞いたわよ」 |
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クロム
「誰に聞いたんですか、それ!?」 |
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ニャーコ
「勇者シリーズのヒロインは誰だ論争は
色々な派閥に分かれてるッスからねぇ…」 |
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クロム
「そんなの初耳なんですが」 |
|
ニャーコ
「フィオナ派とミミック派、
フォッグ派とクロム派の4大派閥が有名ッスね」 |
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クロム
「ちゃんとした女性が1人しか居ない…!」 |
|
神木
「クロリン、がんばってね。
真ヒロインに選ばれるように応援してるわ」 |
|
クロム
「別にヒロインは目指してないので
応援しなくていいですよ!?」 |
|
ニャーコ
「神木さんのところは
みるくちゃんが女主人公ッスけど、
誰がヒロインなんスかね?」 |
|
神木
「そうねぇ…。
ウイス様かしら」 |
|
クロム
「どうして男性がヒロインに
選ばれがちなんですか!?」
ヒロインはニナさんで良いじゃないですか」 |
|
神木
「ニナはヒロインっていうよりは
ヒーローなのよね」 |
|
ニャーコ
「神木お嬢はどうッスか?」 |
|
神木
「私はモブだから」 |
|
クロム
「ゲームタイトルにまでなるモブ…?」 |
|
神木
「縁の下の力持ち。
そういう存在に憧れるの」 |
|
クロム
「ああ、確かにそれは良いですね。
僕もそういう存在になりたい…。
そうだ、モブになろう」 |
|
ニャーコ
「いや、クロリンは
ヒロインなんで」 |
|
神木
「私たちはヒロイン投票でクロリンに
入れてるから、モブになんてなっちゃダメよ」 |
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クロム
「なんですかそれ!?
ヒロイン決定戦みたいな投票が
どこかで行われてるんです…?」 |
|
神木
「それはもう、天界で」 |
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ニャーコ
「暇を持て余した神々の遊びッス」 |
|
クロム
「天界って怖いところだな~」 |
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ニャーコ
「ヒロイン決定戦で1位に選ばれた人が
メイド服を着ます!
皆様、クロリンに清き1票を!」 |
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クロム
「本人の意志を置いてけぼりで
選挙活動しないで」 |
|
神木
「今度の天界コラボ企画には
メイド服で来てね。楽しみにしているわ」 |
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クロム
「天界に行くの、やめておきます」 |
|
ニャーコ
「次回のコラボ企画が煮詰まってきたところで
お茶会終了のお時間もやってきたようッス」 |
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神木
「みんなで優雅にお茶会をして
お嬢様になった気分で楽しかったわね。
紅茶とプリンも美味しかったし…」 |
|
クロム
「楽しんで頂けましたなら良かったです。
神木さん、なにか告知とかはありますか?」 |
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神木
「そうねぇ…。
今度はクロリンと天界にジャムを探しに行くから
どうぞよろしくね。メイド服着用よ」 |
|
クロム
「ウソの告知はやめてください」 |
|
ニャーコ
「神木お嬢もメイド服着用ッスか?」 |
|
神木
「私はお嬢だから
ドレスを着て行くわ」 |
|
ニャーコ
「お嬢とメイドの大冒険ッスね!」 |
|
クロム
「それならニャーコさんが
行ってくれば良いじゃないですか…」 |
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ニャーコ
「ジャムと戦うだなんて
わけのわからない状況、
ニャーコは勘弁ッス!」 |
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神木
「きっと活きのいいビッチビチに跳ねるジャムが
私たちを待っているわ」 |
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クロム
「ビッチビチに跳ねるジャム…?
ちょっと気になってきた」 |
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ニャーコ
「では、本日の『つれづれティータイム』はここまでッス!
おたよりもありがとうございました~」 |
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神木
「またいつか会える日まで」 |
|
クロム
「僕がメイド服を着ることは
ないですからねー!」 |